精密根管治療

キービジュアル

ご予約・お問い合わせ

047-702-8772

WEB予約

根管治療は「最初」が肝心!

成功率
米国式」根管治療

画像
  • マイクロスコープによる精密治療
  • 保険診療でも「ラバーダム」使用
  • 高周波で原因菌を焼灼〜殺菌
  • 抜歯を防ぐ「歯根端切除術」

平均治療回数1〜2回
※自費の抜髄ケース

セカンドオピニオンも受け付けています。
お気軽にご相談ください。

炎症が再発しやすい、日本の「根管治療」

画像

虫歯が進行して歯の神経近くまで達すると、神経が炎症を起こして歯が痛みます。神経を取り除く「根管治療」を行うことで、痛みは治まります。しかし、神経を取った歯が再び痛くなったことがある方は、非常に多いのです。
東京医科歯科大学の調査によると、神経を取り除いた歯の50〜70%で、再び膿が溜まっていたそうです。神経を取り除いた歯の半数以上で、再び炎症が起きているのです

根管治療は最初が肝心です

画像

神経を取り除いた歯は、寿命が短くなってしまいます。正確には歯の神経のことを「歯髄」といます。歯髄には神経だけでなく、血管などが含まれています。血管を失った歯は栄養を取り入れることができなくなり、時間の経過とともに、弱く、もろくなってしまいます

炎症が再発すると、弱くなった歯をさらに削ることになります。再治療を繰り返すうちに歯はどんどんもろくなり、いずれ割れてしまいます。こうなると、ほとんどの場合に抜歯となります。

根管治療は繰り返せる治療ではありません。

根管治療を行った歯の多くで炎症が再発し、治療を繰り返すと「抜歯」の運命が待っています。抜歯を防ぐには、最初に「成功率の高い」治療を行う必要があるのです。

成功率の高い「米国式」根管治療

画像

根管治療の成功率を上げる治療法や器具はあります。欧米ではこれらを活用することで、90%以上の成功率があるという報告もあります。日本では保険診療の制約があり、これらの治療法や器具が使えません。日本の根管治療の成功率が低いのも、ここに原因があります。

当院では、これらの治療法や器具を取り入れた「米国式」根管治療を実践し、欧米に匹敵する成功率を誇っています。「米国式」根管治療には、次のような特長があります。

  • 「CT」「マイクロスコープ」による「可視化治療」
  • 「ラバーダム」で感染防止
  • 「ニッケルチタンファイル」の活用

さらに、当院では「高周波による焼灼」「Er-YAGレーザーによる殺菌」などの治療法を取り入れ、成功率を高めています。
※原則的に、「米国式」の根管治療は自費診療となります。

「マイクロスコープ」「高倍率ルーペ」による精密治療

実際に「根管」の画像をご覧頂きましょう。歯の中にある黒い筋が根管です。

画像

根管の形は複雑で、患者さんひとりひとりによって異なります。さらに、狭いところは直径1mmもありません。狭くて複雑な根管から、神経組織を取り除く治療がいかに難しいか、おわかりいただけると思います。

しかし、多くの歯科医院では、患部を「肉眼」で見ながらこの治療を行っています。これではどうしても限界があります。

画像
画像

当院では、「マイクロスコープ」や「高倍率ルーペ」による拡大視野のもと治療を行います。マイクロスコープでは、患部を最大で数十倍に拡大して見られるので、精度の高い治療が可能になります。

次の画像は、マイクロスコープで根管を見た様子です。いかに治療の精度が高まるか、一目瞭然だと思います。

画像

「CT」で根管の形状を確認

画像

根管は狭く、複雑な形をしています。いうまでもありませんが、根管は歯の中にあるので、肉眼では見えません。根管の形状を把握するためには、X線検査が必要です。

X線検査といえば、よく使われるのは「レントゲン」ですが、当院では「CT」を使います。CTは、お口の周りを360度回転しながら撮影するので、立体的で鮮明な画像が得られます

次の画像は、同じ歯をCTとレントゲンで撮影したものの比較です。

左がCT、右がレントゲンとなります。

左の画像では黒い影が見えますが、右の画像にはありません。この黒い影は、歯の根の炎症です。つまり、レントゲンだけで検査していたら、この炎症は見逃されてしまうということです。
CTを使うことで、初期の炎症も見逃さすことなく、適切な診断ができるようになります

再感染を防ぐ「ラバーダム」

画像

根管治療を成功に導くには、根管内を無菌状態にするのが理想です。しかし、これは簡単なことではありません。特に注意が必要なのは、唾液です。唾液には多くの細菌が含まれているので、根管内をていねいに殺菌したとしても、わずかな唾液が入ってしまうだけで台無しです。

これを防ぐために「ラバーダム」という、ゴム製の薄いシートを使います。患部の歯以外をラバーダムで覆ってしまうことで、患部に唾液が浸入するのを防ぎます。

多くの歯科医院では、保険診療ではラバーダムを使いませんが、当院では保険診療でもラバーダムを使っています

「ニッケルチタンファイル」で感染部位を除去

画像

神経組織を取り除く際は、「ファイル」というヤスリのような器具を使います。多くの歯科医院では、ステンレス製のファイルが使われています。しかし、ステンレスは硬く、複雑な形をした根管にはうまく入らないことがあります。当院では、ニッケルチタン製のファイルを使っています。ニッケルチタンファイルは柔らかく、曲がりくねった根管の形に合わせて入っていくので、神経組織をしっかり取り除くことができます

高周波で原因菌を「焼灼」

画像

新浦安の歯医者「近藤歯科クリニック」では、根管内を殺菌するために高周波による「焼灼(しょうしゃく・感染部位を焼く治療法)」を行います。高周波モジュールという装置で熱を加え、根管内を効果的に殺菌します。

「Er-YAGレーザー」による殺菌

画像

当院では、歯科用の「Er-YAGレーザー(エルビウムヤグレーザー)」治療器を導入し、さまざまな治療に活用しています。Er-YAGレーザーの光には強い殺菌効果があり、根管内を照射することで虫歯菌を退治します。

レーザーの光をあてた部分は、歯質が強化されるという特長もあります。

患部を殺菌洗浄する「EDTA」「次亜塩素酸ナトリウム」

画像

感染部位を取り除いた後の根管内には、小さな削りカスが残ります。これらの削りカスにも虫歯菌が付着しているのですが、これらをひとつひとつ手作業で取り除くのは不可能です。削りカスを残したまま治療を終えてしまう歯科医院もあり、日本のおける根管治療の成功率が低い理由のひとつにもなっています。

当院では、「EDTA」「次亜塩素酸ナトリウム」などの薬品を使って根管内を洗い流します。いずれも殺菌力に優れ、根管内に残された削りカスを溶かして洗い流します

予後が良好になる「MTAセメント」

画像

神経を取り除き、殺菌洗浄した根管の中は空洞になっているので、「充てん材」という呼ばれる材料で埋めていきます。一般的な根管治療では「ガッタパーチャ」という、ゴム製の充てん材を入れます。しかし、ガッタパーチャと歯との間にはすき間ができやすいので、細菌が侵入して炎症が再発しやすくなってしまいます。

当院では「MTAセメント」という充てん材を使います。MTAセメントには、次の特長があります。

  • 強い殺菌効果があり、虫歯菌を再び繁殖させない
  • 固まる際にわずかに膨張する性質があり、歯との間にすき間を作らない
  • とても硬くなるので、神経を失い弱くなった歯を内側から支える

MTAセメントを充てんすることで、根管治療の予後が良好になります。

これらの器具や材料、治療法を活用することで、当院は根管治療の成功率を高めています。

抜歯を回避する「歯根端切除術」「破折歯牙再植」

画像

当院は成功率の高い根管治療を実践していますが、冒頭で説明したとおり、一般的には根管治療を行った歯は炎症の再発が起こりやすい傾向があります。症状によっては治療が難しく、抜歯となってしまうことがあります。

当院では、このような症例でも抜歯せずに治療できることがあります

以下、具体的な治療法を紹介します。
※すべての症例で抜歯を避けられるわけではありません。抜歯が最善の選択となることもあります。

歯の根の炎症を治す「歯根端切除術」

根管治療を行った歯に炎症が再発すると、歯の根の周囲に膿が溜まることがあります。症状によっては、通常の根管治療では処置できず、抜歯となってしまいます。

当院では、このような歯を「歯根端切除術」という術式で治療します。歯根端切除術では、歯茎を切開して、炎症を起こした歯の根の先端と、膿の袋をまとめて取り除きます。取り除いた後には空洞ができますが、ここは血液で満たされ、時間の経過と共に骨が再生します。

画像

一般的には、奥歯では歯根端切除術が難しいとされていますが、当院では、問題の歯をいったん抜いてから治療を行い、元の位置に戻す「再植」するなどの術式で奥歯にも対応できることがあります。

割れた歯を治す「破折歯牙再植」

画像

根管治療を行った歯が痛み、周囲が腫れている場合、調べてみると、歯の根が割れていることがあります。神経を失った歯は弱くなり、何かの拍子で割れやすくなるのです。割れてしまった歯は多くの場合に抜歯となりますが、状態によっては、「破折歯牙再植」という術式で治療できることがあります。
破折歯牙再植では、割れた歯をいったん抜歯し、強力な接着剤で修復してから、元の位置に埋め直します

歯は数ヶ月で安定します。ご自身の歯なので、インプラントなどに比べてもしっかりした嚙み心地が保たれます。

セカンドオピニオンにも対応します

画像

根管治療を行った歯の多くで、炎症が再発しています。しかし、根管治療は繰り返せません。このため、最初に成功率の高い治療法を選択することをお勧めします。

現在虫歯の治療中で、かかりつけの歯医者さんが「神経を取る」と診断された場合は、具体的にどのような治療を行うのか聞いてみることをお勧めします。

当院では、セカンドオピニオンも受け付けています。本当に神経を取る必要があるのかお悩みの方、成功率の高い治療法を求めている方は、どうぞお気軽にご相談ください。

初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

ご予約・お問い合わせ

047-702-8772

24時間WEB予約

〒279-0012
千葉県浦安市入船1-1-1

新浦安駅直結(アトレ新浦安1階)

このページの先頭に戻る